箱根の冬(クリスマスツリー)

箱根最大のクリスマスツリーを楽しむ

 毎年11月になると仙石原の箱根ガラスの森美術館庭園内に巨大なクリスマスツリーが出現する。
 今年は新たに姿を変え「クリスマスツリー・アベーテ」が登場。全国の数あるクリスマスツリーの中でも人気があり、本紙が把握している限りでは箱根最大のツリーだ。
 11万粒のクリスタルガラスをまとい、昼間は太陽の光で輝き、夕方からはライトアップで美しい姿を見せてくれるのだ。
 今年からはガラスのボリュームが膨らみ、より輝きを増した姿を楽しめるはずだ。展示期間は例年11月1日~翌年1月中旬まで。
 このツリーは以前から本紙紙面で取り上げたいと考えていたが、冬号では新聞配布の後半はご覧になれず、秋号第二版だと秋にクリスマスツリー?となる懸念があったことから掲載を躊躇していた。しかし、箱根ガラスの森美術館にお客様を送迎している中で、この時期にクリスマスツリーが展示されることをご存じない方がいらっしゃることに気が付き、お客様にお知らせして、一人でも多くの方にご覧いただきたいと考え少し早いが、秋号第二版での掲載に踏み切った。
 見学のお薦めの時間帯はやはり夕方。クリスマスイブ前後は例年、営業時間が延長されるので、ホームページで時間を確認して出かけよう。11月でも17時頃には暗くなってくるので、真っ白に輝くツリーが楽しめる。早めに出かけて、陽の光で輝く姿からライトアップされた幻想的な光景への変化を楽しむのもお薦めだ。
 なお、ツリーのどこかにカップルのふくろうサンタがいる。是非見つけて欲しい。見つけられれば幸せがやってくると言われている。

※上記内容は本紙2025秋号第二版に掲載した記事に加筆修正を加えたものです。