透明感のある珈琲が楽しめる
amazeCoffee
今年の7月、本紙編集長が行きつけのカフェのマスターからお客様を紹介された。このお店ではよくある光景なのだが、今回は「うちの珈琲豆はこのお店から仕入れている。今度、仙石原にお店を出すらしいから取材してみたら。」とアドバイスが。実は編集長行きつけのカフェは山の中にあるのに海外からもお客様がお越しになる箱根の隠れた名店。このお店の珈琲豆を提供しているお店ならば、美味しいはずと言うことで取材させていただいた。
お店の名前はアメイズコーヒーハウス箱根店。
場所は宮ノ下から御殿場に向かう国道138号線沿いの仙石原交差点の少し御殿場寄りの左側。木の板に控えめに手書きで「Coffee Pあり」と書いてあるだけなので、注意しないと見落としてしまいそうだ。CoffeeのOが珈琲豆にデザインされているのが可愛らしい。お店は古民家をマスターがセルフリノベーションした手作り感たっぷりのお洒落な空間だ。店内は木を基調にしたインテリアでまとめられていて落ち着いた雰囲気。
マスターは小田原のご出身で10年以上前に小田原が本店のアメイズコーヒーに出会い、その魅力に惹かれたらしい。その後、箱根でコーヒーハウスや日本茶専門店の運営に携わった後、古民家を見つけ今年7月にこのお店をオープン。お客様に喜んでいただくのが目標とのことだ。
アメイズコーヒーは珈琲豆の産地や生産者にこだわり、仕入れた豆に最適な焙煎方法にこだわってハンドドリップでクリーンな透明感のある珈琲の提供するコーヒーハウス。
マスターの話ではハンドドリップは日本で育まれた抽出方法で、一杯ずつ丁寧に淹れる方法は茶道の精神も影響していると言われており、最近では海外のお客様にも人気があるらしい。こだわりの珈琲を堪能したい方にはお薦めのお店だ。
※上記内容は本紙2024冬号第一版・2024冬号第二版に掲載した記事に加筆修正を加えたものです。