ポーラ美術館を堪能する
8月30日午後、仙石原の御食事処の取材の前に少し時間があったので、ひめしゃら林道沿いにあるポーラ美術館へ行ってきた。
ポーラ美術館はモネ、セザンヌ、ルノアールなどフランスの印象派の作家の作品を中心に所蔵している美術館で、箱根で洋画をご覧になる方にはお薦めのスポットだ。
6月に展示替えがあって、フィリップ・パレーノと言う現代のフランス美術を代表するアーティストと日本人アーティスト鈴木のぞみの企画展が開催されている。
エントランスに行くと自動券売機に変っていて少々驚く。今回の展示替えに合わせてシステムが導入されたようだ。
フロントの業務が合理化された分、スタッフの方が丁寧に企画展の紹介をしてくださったので、楽しく鑑賞をすることができた。
最初は、鈴木のぞみのコーナー。エントランスの手前にあるので、ここはチケットなしでも鑑賞できるらしい。鏡やガラス、テレスコープに映る景色や人物を表現。何だか、とても懐かしい風景や人物写真を見ているように感じた。
その後、エスカレーターで階下に降りて、フィリップ・パレーノの企画展。最初の部屋には沢山の魚のバルーンがプカプカ浮いている。
とっても癒される展示だ。若い女性が「私の部屋にも欲しいっ」と。「いやいや、こんなのが部屋に沢山いたら邪魔でしょ。」と思いながらも女性の気持ちもわかるような。その先はちょっと難解だった。現代アートは難しい。
でも、現代アートがお好きな方にはポーラ美術館の現代アートの企画展はとても人気があるようだ。以前業務で箱根湯本駅までお乗せしたイラストレーターの女性は都内から朝一でやって来て、閉館の時間までロニ・ホーンと言うアーティストの作品を眺めていたらしい。
最後にポーラ美術館コレクション選の部屋へ。
クロード・モネ、エドゥアール・マネ、ピエール・オーギュスト・ルノワールなどポーラ美術館が得意とする作家の作品がずらり。やっぱり落ち着くなぁ。ゆったりした時間を過ごせた。
※上記内容は本紙facebookに2024年8月30日投稿した記事に加筆修正を加えたものです。
ポーラ美術館
