星の王子さま移動書店
仙石原には昨年3月末まで「星の王子さまミュージアム」と言う施設があった。1999年に星の王子さまの作者サン=テグジュペリの生誕100周年を祝した記念事業の一環として仙石原にオープンした施設で、特に女性に人気があったが、コロナで入場者が減少したようで、残念ながら昨年3月末日で約24年間の歴史に幕を閉じた。
閉園の際には本紙でも記事を掲載し、読者の皆様からも大きな反響があった。
その「星の王子さまミュージアム」の元スタッフの方が箱根を中心としたエリアで移動書店をオープンしたと言う知らせが本紙にあったのは今年の3月。早速編集長が訪問したのは、今号の二面「名店訪問」のコーナーで紹介しているラーメン蔵一の駐車場。蔵一や近所のカフェ ポコアポコの店休日に駐車場を借りて営業。星の王子さまの作者サン=テグジュペリが搭乗していた愛機にちなんでルノー製のカングー(搭乗していた愛機にルノー製のエンジンが搭載されていた)が店舗。ボディーは濃紺に黄色のラインと星のマーク、ボンネットとドア下にはサン=テグジュペリの名言が書かれている。星の王子さまのファンの方は一目見たらすぐにわかるデザインだ。
カングーの周りには星の王子さま関連の書籍や星の王子さまが描かれたバッグやステーショナリー、食器などが展示販売されている。 イベントにも出店しており、営業日程はホームページで紹介しているので、スマホやタブレットでチェックしてからお出かけになることをお薦めする。ホームページはGOOGLE、YAHOOで「星の王子さま リブレリ B612」で検索できる。オンライン販売もしているので、是非覗いて欲しい。
※上記内容は本紙2024秋号第一版に掲載した記事に加筆修正を加えたものです。
星の王子さま専門の移動書店Librairie B612
